くらつくり  鞍 鞍作按作、(左記、一文字でも クラツクリと読みます)
解説   鞍を作る事を職業とした為に生じた姓なり。

尚、この子孫は 鞍だけでなく 錦綾、壁画、仏像作り等の技術も持っていました。

1、大和の鞍 - - -   推古紀十四年條に「鞍作 鳥に勅して 曰く 云々。汝が祖父 司馬達等(タット)、すなわち 舎利を献じ、

            又、国に僧尼なし、是に於いて 汝が父 多須那、橘豊日(用明)天皇の為に出家し 仏教を恭敬し、

            又、汝が姨・嶋女は、初めて出家して 諸尼の導者となり、以って釈教を修行す、云々 」とあり。

            この氏の先祖は 中国(梁)の司馬氏なり。

* 聖徳太子ゆかりの法隆寺金堂の本尊 釈迦三尊像は、鞍作止利の作です。又、金堂の壁画も鞍作止利の作です。

  尚、「止利は、鳥」とも記しました。 以下の画像をご覧下さい。

釈迦三尊像の光背の銘文

以下は 2,016年10月23日の日経新聞の記事の一部

釈迦三尊像の光背

* 鞍部は「クラツクリベ」と読みます。

釈迦三尊

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