名字

東  海  林

解説

庄司におなじ。トウカイリンと読んでいる姓あり。

地名のトウカイリンに住んでいた庄司さんを<東海林の庄司さん>と

呼んでいる内に、東海林とだけ書いて、ショウジと呼び、間に合わせてしまいしなり。

<飛ぶ鳥のあすか>を「飛鳥」だけでアスカと読むが如し。 

分派氏族

 


1、白鳥氏族 − − 羽前の名族にして最上郡(村山郡)沼平館に拠る。

       縣志提要に「沼平館は白鳥十郎の家臣 東海林の隼人、天正中 住す」と。

       又、新風土記に「山楯村は、荘司四郎兵衛尉の館跡なりと。東海林成政
       の暫く柵を構えし所なるべし。この人もと 最上郡沼平の城主にて、
       天正十三年 尾浦合戦の時、最上より抜け縣けして、尾浦へ来たり、
       越後の兵と戦いし人なり」と。

       又、地名辞書に「昔は、東海林と書き ショウジと読みたり。今は、トウカイリンと読む」と。

2,他  


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